お子さんが突然不登校になり、お昼ごはん作りに頭を抱えていませんか?不登校児のお昼ごはん問題は、とてもデリケート。一概にこれが正解という答えはありません。しかしママが最も楽で笑顔になれる方法を選択することこそが解決のポイントとなります!
子どもが突然不登校に!お昼ごはん問題に頭を抱えていませんか?
小学生のお子さんが突然不登校になり、毎日毎日のお昼ごはん作りに頭を抱えていませんか?
今までは『給食』という、栄養バランスに優れたお昼ごはんを学校が用意してくれて、「給食さえ食べていれば、家でのご飯は少し手抜きしても大丈夫!」と思っていたママも多いのではないでしょうか?実はわたしもその一人です。
それが、子どもが突然学校に行けなくなると、お昼ごはんを準備する必要がでてきます。まさに毎日が夏休み状態。しかも、終わりが決まっていない夏休みです。夕飯だけでも悩みの種なのに、お昼ごはんも加わると負担は倍増です。
我が家には3人の子どもがいますが、数年前、当時小3だった次女が夏休み明けに、さらに数か月後に小5だった長女が不登校になりました。そのため、不登校児のお昼ごはん問題がどれだけママを悩ませるかということをよく知っています。
いつまで続くか分からない不登校だからこそ、お昼ごはんの解決方法は、ママにも子どもにも負担がかからない方法を選択することが大切です。ぜひ、便利なサービスも使いながら、ママは1人で抱え込まないようにしましょう!

不登校児のお昼ごはんでママを悩ませる原因ベスト4
子どもが不登校になってお昼ごはんの準備が必要になると、どうしてこんなにもママに負担がかかるのでしょうか?主な原因を4つ上げてみました。
ママの時間が拘束される
お子さんが不登校になると、毎日自宅に子どもがいる生活になります。学校に行っているときには、子どもがいない昼間の時間、ママは自由に時間を使えていたのに、お昼ごはんのために帰宅する必要ができたりと、それが難しくなります。
朝にお昼ごはんの準備をして置いておくこともできますが、その分朝の時間を確保しなければなりません。また、まだ小さい低学年のうちは1人で留守番をして自分でお昼ごはんを済ますことも難しい場合が多いでしょう。
そして、たとえ子どもが高学年で、留守番ができ物理的には離れて過ごすことができたとしても、不登校になりたての頃は心身ともに不安定であったりするので、ママは頭の中では常に子どものことを心配しながら過ごすことに。
結果、ママの時間は拘束され、長期間にわたるほど負担感が増していきます。

お金がかかる
今まで給食費を払うだけで、栄養バランスの良い出来立てのごはんを食べられていたのに、不登校になったとたん、食べることのない給食費と自宅で食べるお昼ごはん代が二重にかかることになります。
給食は学校に申し出れば止めてもらえることもありますが、
「今日は行くかもしれない」
「給食だけでも行くかもしれない」
とママは期待をして給食を止めてもらう選択に踏み切れないものです。
給食費自体はそんなに高くないかもしれませんが、学校に行けていない状況に打ちのめされているママにとって、『食べてもいない給食費がかかる上、別に昼食代がかかる』ことは、ただの金額以上に重くのしかかるものです。

栄養バランスへの不安
不登校になって活気が失われた子どもの姿を見て、「学校に行けていなくてもいい。せめて健康で元気に育ってくれたら」と願うママは多いと思います。健康な育ちのためには栄養バランスの良い食事は欠かせません。
『学校給食』は栄養士さんが年齢に必要なカロリーや栄養素を考えて献立を考案し、地元の旬の食材を利用して、当日作られるこの上ない健康食。子どもたちの健康な体を維持するために間違いなく一役買ってくれています。
ところが、不登校になったとたん、ママは毎日3食の栄養バランスを考慮しなければならなくなります。ママが『学校給食』と同じような栄養バランスのとれたお昼ごはんを提供することは実に困難。そのため、栄養バランスへの不安がつきまとい負担を感じるのです。

ママが用意したものを子どもが食べない
ママが時間をかけて、栄養バランスのとれた、子ども好みのお昼ごはんを作ったとしても、不登校になったお子さんは今までのように食べてくれないことがあります。
特に、不登校初期はエネルギーが底をついている場合が多く、今まで自分で行えていたことすら出来なくなってしまうことがあるためです。食事もそのひとつ。
また、精神的にも不安定で、感覚過敏のため偏食がひどくなってしまったり、甘いものや炭水化物ばかり食べたり。さらには、様々な理由から夜型生活になりやすく、生活リズムがずれて一日3食が2食や1食に減ってしまったりすることがあるためです。
一生懸命我が子を思って、時間もお金もかけて準備した食事が食べてもらえないと、ママは心配するやら、悲しいやらで、やりきれない気持ちになりますね。それが怒りに変わってしまうことも。
そうなると、子どもはご飯を食べることにプレッシャーを感じてしまい、余計にママが用意したものを食べなくなったり、食卓を囲むことを拒否するようになったりすることもあります。
子どもに元気を取り戻してほしくて一生懸命頑張ってごはんを準備しても、ママの思い通りの結果にならないこともあるので、ママは悩んでしまうのです。

不登校児のお昼ごはんのママの悩み。主な原因を4つ上げてみました。このように不登校の子のお昼ごはん問題は、とてもデリケート。だからこそ、ママの負担も大きく、不登校児のママはみんな悩むのです。
小学生姉妹が不登校になった時、我が家が試した「お昼ごはん」
ここで、我が家の小学生姉妹(当時小3と小5)が不登校になったときにのお昼ごはんの工夫をご紹介します。当時、我が家で試した「お昼ごはん」は大きく分けて以下の4パターン。
- 母が用意する
- 一緒に用意する
- 子どもが用意する
- それぞれ自由にする
母が用意する
わたしは当時、パートで仕事をしていましたが、精神的にも不安定だった娘たちを置いて仕事に行くことができず、休職して自宅で過ごしていました。そのため、多くの場合、わたしがお昼ごはんを用意していました。
手作りご飯は栄養面でも愛情面でも重要な気がしますが、不安定な時期は手作りがかえって良くないこともあります。子どもは「残さず食べねば」というプレッシャーを感じ、わたしは食べ残されることで傷つき、お互いにメンタルがやられることも。
そんな時は手作りよりも、市販のものを買ってきて食べたほうがかえってお互いに気が楽でした。
また不登校初期は偏食がひどくなったりすることもあったので、栄養バランスまで考える余裕はなく、とにかくお昼ごはんは食べたいものを作ったり買ってきたりしていました。

一緒に用意する
不登校になると昼間の時間の過ごし方が課題になります。まだエネルギーが溜まっていない時は難しいですが、少し活気が戻り暇をもてあますようになったら、お昼ごはんは散歩がてら一緒に買いに行ったり、料理をしたりすることもありました。
子どもが食べたいものを自分で選択できるうえ、ちょっとした活動にもなって気分転換になります。ただ、親の時間と心の余裕がないと難しく、たびたび行うことは困難でした。
また、長女はエネルギーが枯渇して眠っている時間が長くなっていたので、生活リズムが合わなくなってしまい、主に次女と一緒に用意していました。不登校児と一緒にお昼ごはんを用意するには、生活リズムが一緒である必要があります。

子どもが用意する
すっかり生活が落ち着いて、不登校の子どもの元気が出てきたら、子どもたちにお昼ごはんを買いに行ってもらったり、料理を作ってもらったりもしました。
料理はレンチンだけの冷凍食やレトルト食などの簡単なものから、時には一緒に作って覚えたオムライスやカレーなどを用意してくれることも。
料理後のキッチンは悲惨で片付けは大変なうえ、子どもの気が向いた時だけしか通用しませんが、用意してくれたことに感謝して褒めると、子どもは嬉しそうにしていました。
こうしたことをきっかけに料理に目覚める子もいるようですが、我が家は残念ながら二人ともさほど目覚めず。それでも良い経験にはなったようで、今でもわたしが体調不良の時などにはご飯を作ってくれたりして、この時の経験が役立っています。

それぞれ自由にする
学校には行けてなくても、不登校の子どもがすっかり今まで通り元気になって、昼間お互いの時間を過ごせるようになったら、お昼ごはんはそれぞれ自由にすることも増えました。
買いに行っても良し、適当に作っても良し、です。食べるタイミングも場所もそれぞれ自由。買いに行くなら決まったお金を渡し、適当に作れるように冷食やレトルトなどは常備しておけば、あとは子どもの選択に任せます。
その日は事前に子どもに「自分で適当にやってね〜」と伝え、例えわたしが自分用にごはんを用意しても、子どもの分は用意しません。そして片付けも自分の分はやってもらっていました。
一見、子どもを放置した冷たいやり方に思えますが、お互いにストレスのないやり方で、意外と子どもたちも気楽なのか好評でした。そして、子どもなりに栄養バランスに気を付けている様子が伺えたりもしました。

現在、小6の次女は完全に復学し給食を食べていますが、中2の長女は週2〜3回登校と不登校継続中。長女のお昼ごはんはだいたい『母が作る』か『それぞれ自由にする』の場合が多く、インスタント食品や宅食を常備しています。
不登校児の毎日続くお昼ごはん作りは、お金もかかるし、手間だし、健康も気になる。わたしも「給食だけでも食べに行ってくれたらなぁ」と何度も思いました。だけどその思いにとらわれればとらわれるほど、イライラして負担が増えるばかりでした。
最も大切なのは、給食や手作りにこだわりすぎず、ママの負担を少しでも減らす方法をみつけること。不登校がいつまで続くか分からないからこそ、毎日のお昼ごはんにかけるエネルギーは最小限にするように心がけましょう。
多少お金はかかっても、ママが一番楽で負担のない方法を選択するのが一番だと、わたしはわが子の不登校で学びました。

栄養バランスや手軽さを優先するなら宅食を検討してみよう
不登校家庭のお昼ごはん問題、一番の問題はママの疲れや不安、焦りなどがイライラに変わって、ママの笑顔が消えてしまうことです。子どもはママの表情を見て、今いるところが安心して過ごしていい場所なのかどうかの判断を無意識にしています。
心配のあまり、ごはんを食べないからと子どもを叱ってしまっては本末転倒。まずは、食べるものにはこだわらず、ママも子どももニコニコ笑って食べられることを目指しましょう。
そして、美味しくごはんを食べられるようになったら、少しづつ栄養バランスに考慮した食事を、お子さんと相談しながら摂っていけるといいですね。
その時にも、ママ1人が無理して頑張らないことです。先ほども伝えたとおり、不登校問題はママの笑顔が消えてしまうことが一番の問題なのです。
不登校の子どもをサポートしているだけでも、とても大変なことです。食事くらいは気楽に頼れるサービスを使っていきましょう!サービスの中でもわたしは宅食をおススメします。
宅食なら
- ママがご飯作りにかける時間を使わなくてすむ
- 栄養バランスや添加物に考慮されたものを選べば安心
- 温めるだけなので、子どもが食べたいときに自分で準備できる
- 冷凍品を選べば子どもが食べなくても保存して置ける
といったメリットがあり、ママの気持ちも軽くなるのではないでしょうか。
宅食を頼むと確かにお金はかかりますが、その金額を払うことで栄養バランスのとれた食事を子どもに提供でき、ご飯つくりにかかるママの時間も節約できるのです。週一回でもママがしんどい時に賢く利用することで、ママは自分の心身を守りましょう。

\不登校児のお昼ごはんに/
お子様にも安心!”添加物不使用”のつくりおきおかず【まとめ】不登校児のお昼ごはん問題解決にはママが最も楽になる方法の選択を
子どもが不登校になるとママは自分を責めがちです。せめて健康でいて欲しいと願うからこそ直面するお昼ごはん問題。しかしママが必死になりすぎて表情が硬いと子どもは余計に不安に陥ります。
不登校の子どもにとって一番大切なことはこの世は安心安全だと思えること。そして、小学生くらいの子どもの世界でママの占める割合はとても大きいのです。だからこそ、ママがニコニコしているのが一番。
少しくらい栄養バランスが悪くなっても大丈夫。始めはプレッシャーを与えず好きな時に好きなものを用意してあげましょう。そして少しづつ元気になったら栄養バランスを考えていけばいいのです。
そんな時にも、手作りにこだわりすぎず、時にはママも子どもも楽になれる冷食やインスタント食品、宅食などのサービスを利用することが大切です。お金が気になるなら、思い切って給食を止めてもらうことも選択にいれましょう。
レンチンするだけでも自分で準備するご飯は自立の一歩。もし子どもが食べなかったらママのお昼ご飯にすればいいし、非常用に取っておくこともできます。
不登校児のお昼ごはん問題は大変デリケートで、一概にこれが正解という答えはないかもしれません。しかし『ママが笑顔なら、子どもも笑顔』!それは不登校家庭では特にいえることです。不登校児のお昼ごはん問題解決には、ママが最も楽で笑顔になれる方法を選択していきましょう!

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