毎日、仕事・家事・子育てと一生懸命頑張っているのに、ご飯を作りたくない日があるだけで「母親失格かな」と自分を責めてしまう …そんなことはありませんか?
夕飯が作れないのは、怠けているからでも、母親として欠けているからでもありません。
なぜご飯作りが負担になるのか、科学的にも、心理的にも、きちんと理由があるんです。そして、頼っていい助けがちゃんとあります。
この記事では、ご飯を作りたくないことに対するママの『葛藤の正体』『夕飯作りがしんどい理由』、そしてしんどい時に『助けを借りる選択』について優しく解説します。
なぜ「ご飯を作りたくない=ダメなママ」と感じてしまうのか?
ママを追い詰める“理想の母親像”
「ちゃんとした料理ができる母親が正しい」というイメージは、昔から根強く存在しています。
・料理は愛情の証
・栄養管理は母親の役目
・手作りこそ正義
そんな固定観念が、知らず知らずのうちにあなたを縛りつけているのです。
現代では、スーパーで出来合いのお弁当やお惣菜が並んでいて、他にもたくさんの便利なサービスがあふれています。
それでも、日本ではまだまだ、母親がご飯を作らずにお金をかけてサービスを利用することが『良し』とされない風潮があります。
共働きが当たり前の時代。ママたちの親世代とはかなり環境が変わってきています。
しかし、どんなに忙しくても「手作りのご飯を家族に毎日出すのが良い母親」という固定観念が、いまだに根強く残っているのです。

「周りはできている」という思い込み
SNSやテレビを見たり、ママ友や学校の保護者会などで話を聞いて、
「ご飯を作りたくないのはわたしだけ?」「みんなは普通にやっているのに、わたしだけダメだ」と思っていませんか?
でも、現実は違います。誰だってご飯を作りたくない日があり、そして誰だって他の人やサービスなどの助けを借りています。
話題にされにくいだけで、実はみんな同じように悩んでいるんです。
その証拠に、同じような悩みをたくさんの人が抱えているからこそ、世の中にはご飯作りを楽にするサービスがたくさんあふれかえっているのです。

\ママがラクになる夕飯サービスの記事を見る/
夕飯作りが負担になるのはあなたが弱いからではない【科学的理由】
決断の連続で、人間の脳は疲れる(意思決定疲労)
人は、何度も意思決定を繰り返すことで脳が疲弊します。ママにとって日々の生活はたくさんの選択の連続。
朝食、洗濯、掃除、仕事、子どもの予定に宿題、買い物……。
そして夕飯づくりは、一日の『決断疲れ』のピークにやってきます。もうクタクタに疲れ切ったところに、さらにたくさんの選択を強いられるご飯つくりが待っていたら、負担になって当然なんです。
「もう、ご飯作りたくない!」と叫びたくなるのも当たり前ですね。

マルチタスクは脳に負担がかかる
ご飯の準備は、実は複数のタスクの塊です。
・献立を考える
・栄養のバランスを見る
・予算内で買い物をする
・調理する
・盛り付ける
・片づける
人間は、脳科学的に複数のタスクを同時に処理するのがとても苦手。だから、複数のタスクの塊であるご飯作りを「やりたくない!」「しんどい!」と感じるのは、『あなたが弱い』からではなく『人間がそういうもの』だからなのです。

毎日繰り返される家事は『消耗型タスク』
『消耗型タスク』とは、こなしても自分自身がプラスにならず、現状維持かマイナスをゼロに戻すだけのタスクのこと。
仕事のように成果が見えにくく、誰にも褒められない。どんなにがんばっても翌日またやってくる。実は、これがご飯を作りたくないと感じる本当の理由です。
明確なゴールがなく、生きている限り延々と繰り返される。でも怠ると自分や家族にマイナスの影響が及ぶ。
『家事』は誰かがやらなければならないこと。だけど、誰がやってもいいこと。なのに、日本ではこの『消耗型タスク』を一手に引き受けているのが主に母親なのです。

料理がしんどいママへ|罪悪感の正体は“理想の母親像”
「手づくり=愛情」という文化
手づくり神話が根深い日本社会では、出来合いのものを使うと手抜きのように感じてしまうことがあります。
でも料理に本質的に必要なことは、『栄養』と『安心』と『笑顔』です。母親が手作りしていなくても、お金をかけて飲食店やプロの手を借りることも『愛情』の形のひとつです。決して手抜きではありません。

SNSや周りとの比較
手作り弁当、映える献立、つくりおき動画など、たくさんのキラキラ投稿。情報の洪水は「ご飯作りたくないなんて、私はダメだな」と思わせる罠に満ちています。でも比べる必要はありません。
人は他人の前では良いところだけ見せたいものです。みんな同じ人間。悩む内容は大差ないのです。あなたがと悩んでいることは、そのほかの大勢の人が悩んでいることです。

夕ご飯を作りたくない時に必要なのは『罰』じゃなくて“助け”
助けを借りる力は“弱さ”じゃなくて“適応力”
困ったときは“助け”を借りる。その選択ができるのは、実は“強さ”であり、育児スキルのひとつです。
あなたは、自分のお子さんが困ったときにどうしたらいいと教えていますか?
「困ったら誰かに“助けて”って言ってみよう!」と、そんな風に教えていませんか?
上手に助けを借りる力は、生きていくうえでとても大切なスキルなのです。

子どもも『笑顔のママ』を望んでいる
栄養バランスが整った、安心安全で完璧なご飯より、ママがイライラしない時間の方が子どもにとって価値があります。ママがイライラしている食卓では、家族みんなが笑顔で過ごすことなどできないからです。
ママの手作りかどうかよりも、あなたが笑顔でいられること。そのほうがずっと大事なことです。

このように「ご飯を作りたくない」という気持ちは、誰にでも当たり前に起きる感情であり、ママが自分を責める必要は全くないのです。
それどころか、そのくらい自分は疲れているのだと自覚し、休息をとるために必要な“助け”を求めることは『自己ケア』が上手なしっかり者のママだと言えます。
ご飯作りを助けてくれるサービスは多く存在しますが、実際に利用してみた身として、わたしは『宅食サービス』をおすすめします!
\母親失格なんかじゃない!荷を下ろす方法の一つが宅食という助けです👇/
▶罪悪感なく使えるママ向け宅食記事を見る
宅食はずるいんじゃない!むしろ賢いママの選択肢
では、『宅食サービス』のどんなところがママにおすすめなのでしょうか?
子どもに必要な栄養は確保される
最近の宅食は栄養士監修で、塩分・糖質・野菜など栄養バランスもとても良く考えられています。「これなら安心して子どもに出せる」と思えるレベル。
それどころか、中には添加物まで配慮がされ、自分が手作りするよりも安心かもしれないと思えるものも。

ママが笑っていられる時間の価値
宅食は、夕飯にかける労力を削り、ママが笑顔の時間をつくりだします。子どもにとってはそのママの笑顔こそが『心の栄養』に。
そして、ママにとっても子どもとニコニコ笑って過ごすことは、何ものにも代えられない価値ある時間でしょう。

罪悪感を『自己ケア』に変えていい
「頼っていい」「助けを借りていい」という気づきは、育児を続けるための力になります。
ご飯作りに限らず、上手に“助け”を借りることを罪悪感なくできることは、生きていくために必要な『自己ケア』のスキルです。

\できない自分を責めるより“助け”を知る方が育児は楽になります/
▶ママを助けてくれる宅食3選はこちら
私が実際に助けられた宅食サービス3つ
以下は、私がご飯を作りたくない時に実際に家庭で使ってみた宅食サービスです。
● シェフの無添つくりおき
調味料まで無添加の安心感と、小さな子どもでも食べられる優しく家庭的な味。冷蔵で出来たて感を味わえるうえ、家族みんなで食べやすく、夕飯の置き換えに最適でした。

● つくりおき.jp
手ごろな値段で夕飯を丸ごと頼れ、子ども好みの食べやすい味つけ。冷蔵で手作り感があり、子どもの世話をしながらでも『チンするだけ』のラクさを教えてくれたサービスです。

● nosh(ナッシュ)
好きなメニューが選べて、容器もスタイリッシュ。取り分けもなく、レンジでチンするだけで、子どもたちでも準備ができるため、忙しいワーママの日常にフィットする自由な冷凍宅食でした。

まとめ|あなたは十分がんばっている
「もう、ご飯なんか作りたくない!」
そんな風に感じて夕飯が作れない日があっていい。もっと罪悪感なく様々なものに頼っていい。もっと楽をして子どもたちと笑って過していい。
その選択は、家族の幸福とあなたの心を守るための選択です。
もし今日しんどくて、ご飯を作りたくないなら、誰かに助けてもらいましょう。プロが作った温かいごはんを食べる日があってもいい。それも『愛情』の形です。
あなたは今日も、本当によく頑張っています。
ママ、おつかれさま!
ママ、いつもありがとう‼

\ママ、がんばってるよ。助けを見て/
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