仕事・育児・家事に追われて夕方にはご飯を作る気力もない。
そんな日常を送っていませんか?
実は、ワーママが夕飯を作りたくないと感じるのは科学的にも当然のこと。
この記事ではその理由を現役看護師である私が解説し、解決策も紹介します。
仕事終わり、「なんでこんなにご飯作りがしんどいんだろう…」そう思って自分を責めていませんか?
ワーママは毎日が戦場にいるようなもの。
仕事が終わってから、
子どもの宿題を見て、
洗濯を回しながら、
お風呂の準備。
隙間時間に部屋の片づけをして…
そんなたくさんの用事をこなしながらの夕飯作り。
「仕事終わりでクタクタ。今日の夕飯どうしよう」
「もう献立を考えたくない」
「ご飯作りがストレス」

もう献立を考えるだけで疲れる…。
でも、私だけじゃないんですよね。
そんな風に感じるワーママは少なくありません。
実はこれ、科学的につらく感じる理由があるんです。

結論:ワーママが夕飯作りをつらいと感じるのは「脳とホルモンの仕組み」が原因
先に結論を言います。
ワーママが夕飯作りをつらいと感じるのは、怠けているわけでも甘えているわけでもなく、『脳疲労』と『血糖値の低下』が原因です。
科学的理由①:意思決定疲労
料理は単なる「作業」ではなく意思決定の連続です。
- 何を作るか
- 栄養バランスはどうか
- 子どもは食べるか
- 冷蔵庫の中身は?
- 時間内にできる?
意思決定が続くと脳は疲弊して選ぶことができなくなります。
看護師の現場でも、疲労が蓄積すると判断力が落ちたり、小さな決断に時間がかかったりすることがあります。
それだけ「決める」という行為は脳のエネルギーを使うのです。
朝から多くの選択を繰り返してきたワーママは仕事終わりには身体も脳みそもクタクタ。
そんな一日の終わりに、さらに意思決定を繰り返す作業が待っていたら、夕飯作りがつらくなるのは当然のこと。
決して怠けているわけでも甘えているわけでもないのです。
科学的理由②:マルチタスクは脳に強烈な負荷をかける
看護師の仕事でも、一度にたくさんの患者さん対応や記録業務を続けると、判断ミスや疲労感が増えることが知られています。
脳は複数の作業を同時に処理しているのではなく、実際には高速で切り替えを繰り返しています。
そのため「料理をしながら宿題を見る」「洗濯しながら子どもの話を聞く」といった状況は、想像以上に脳を疲れさせます。
ワーママの夕方は家事に子どもの世話にとマルチタスクの嵐。
人の脳は同時処理が苦手で、切り替えが多いほど消耗します。
ようやく仕事が終わってホッと一息つきたいときに、たくさんのマルチタスクが待っているのですから、イライラしたり涙が出そうになるのは自然な反応。
特にご飯作りはマルチタスクの塊と言っても過言ではなく、ワーママが夕飯作りをつらいと感じても無理はありません。
科学的理由③:夕方はホルモン的にも一番しんどい時間
夕方〜夜になると、一日中意思決定を繰り返した脳は疲れ、集中力や判断力が落ちます。
その上、夜にかけてコルチゾールという血糖値を上げるホルモンが減るため、血糖値が下がりやすくなります。
血糖値が下がると集中力が低下したり、イライラしたりすることも。
看護師として高齢者や患者さんを見ていても、空腹時はイライラしやすくなったり、集中力が落ちたりすることがあります。
私たちの脳はブドウ糖を主なエネルギー源として使っています。
夕方は昼食から時間が空き、さらに仕事や家事でエネルギーを使い切っている状態。
そのため「何もしたくない」「献立が決まらない」と感じるのは、意志が弱いからではなく脳のエネルギー不足も関係しているのです。
実は、夕飯作りという一番大変な家事を、一番しんどい時間にしている構造が、ワーママの負担を増やしているのです。

夕方にイライラするのは、性格の問題ではなく体の仕組みも関係しています。
科学的理由④:「料理=終わらない仕事」だから脳が拒否する
料理は作って終わりではありません。
配膳・(幼児だと)食事の介助・皿洗い・残飯処理・シンクの掃除・翌日の準備…
このように終わりの見えない仕事を脳は強いストレスとして認識します。
特に夕飯作りは、疲れ果てた一日の終わりにこなさなければならない大仕事。
「もうご飯なんか作りたくない!」と感じてしまうことは、決して間違ってはいないのです。

ワーママが夕飯作りで限界になるサイン
看護師として働く中で感じるのは、体調を崩す人の多くが『頑張りすぎている自覚がない』ことです。
夕飯作りがつらいと感じるなら、それは心と体からの大切なサインかもしれません。

もしあなたがこんな状態なら、心や体が「少し休んで」とサインを出しているのかもしれません。
実はこれらは、怠けや甘えではなく、脳疲労や心身の疲労が積み重なった時によく見られる反応です。
それでもワーママが夕飯を作りたくない時に自分を責めてしまう理由
このような科学的理由を知ってもなお、「夕飯を作りたくない」自分に罪悪感を感じてしまうワーママも多いのではないでしょうか。
日本ではまだまだ
『ご飯作りは母親の仕事』
『手作りご飯こそ母親の愛情の証』
といったような固定観念が根強く残っています。
わたしたちは、このような考えは古い考えだと分かっています。
しかし、ずっと植え付けられてきた「理想の母親像」という刷り込みが、現実とのギャップを生み、そのギャップに苦しめられているのです。
核世帯で女性も働くことが当たり前になった現代で、今の生活構造と合っていない理想に、いつまでも無理に合わせなくて良いのです。
「ご飯を作りたくない私は母親失格?」と悩んだ時の考え方はこちら
私の場合、不登校が重なってさらに夕方が苦しかった
わが家には不登校を経験した子どもがいます。
学校へ行けないこと自体も心配でしたが、それ以上に大変だったのが毎日の食事でした。
朝昼晩、家にいる子どもの食事を考える。
仕事が終わって帰宅すると、
「今日のお昼はあまり食べていない」
「夕飯は食べたくないと言うかもしれない」
「栄養バランスも考えると何が良い?」
「この子は食べそうだけど他の子は嫌がるかな…」
などと考えながら台所に立つ。
普通の夕飯作りだけでも大変なのに、不登校の悩みまで重なると、心も体も限界でした。
当時の私は「こんなことでしんどいなんて母親失格だ」と思っていました。
でも今なら分かります。
それは私が弱かったからではなく、抱えている負荷が大きすぎただけだったのです。
不登校中のお昼ごはんに悩んだ体験と、ラクになった工夫はこちら
ワーママが夕飯作りを辛いと感じる時に、本当に必要なのは「頑張ること」ではない
このように、毎日頑張っているワーママが、夕飯作りをつらいと感じることは、科学的にも当然の反応です。
だからそう感じる自分に罪悪感を抱く必要はありません。
こんな時には
「どうやったら自分がもっと頑張れるか」ではなく、
「どうやったらもっと自分の負担を減らせるか」
を考える必要があります。
つまり、必要なのは、
- 判断を減らす
- マルチタスクを減らす
- 夕方の負担を軽くする
仕組みです。
決してママのやる気だとか、辛抱だとか、そんなくだらない精神論に惑わされないでください。
そんなものは非科学的で、毎日一生懸命頑張るワーママを救ってくれるものではないからです。
手料理を手放すことは、決して『母親失格』ではありません。
料理の一部を外注することは、ワーママが夕飯作りで壊れないための賢い選択。
その選択肢の一つとして、私は宅食を利用しています。
ただし、夕飯をラクにする方法は宅食だけではありません。
お惣菜、冷凍食品、ミールキット、家事代行など、それぞれにメリットがあります。

夕飯をラクにする7つのサービスを比較した記事はこちら。

“作らない日”を作るだけで、夕方の余裕がかなり変わりました。
ワーママの私が夕飯作りのしんどさから救われた、宅食という選択肢
わたしは、子ども3人を育てるシングルマザーです。
夕方〜夜の時間は毎日戦場のようにあわただしく、とにかく時間がありません。
子どもたちのことを思うと、栄養バランスの良い食事を手作りしなければと思うものの、献立すら考えたくないほどご飯作りに疲れていました。
疲れ果てて気力もなく、子ども3人相手にしながらの支度はイライラしっぱなし。
明日こそはもっと穏やかな時間を過ごそう!
明日こそは子どもとニコニコ笑って食卓を囲もう!
毎日毎日そう決意しては果たすことができず、「ダメな母親だな」と自分を責める日々でした。
しかし、栄養バランスの良いママ向けの宅食を取り入れてから、夕飯作りの負担が大幅に減り、夕方の時間と心の余裕が戻りました。
子どもたちと談笑しながら食事をすることができ、食後は片付けもほとんどないので、ゆったりできます。
これは、決して“楽”をしたのではなく、自分が壊れない“賢い選択”をしたのです。
夕飯作りを少しでもラクにしたい方は、ママ向けの宅食サービスも参考にしてみてください。
【まとめ】夕飯作りをつらいと感じるのは、あなたのせいじゃない
ママも働くことが当たり前になった現代。
以前のように母親が家事をすべて一人でこなすことは不可能になっています。
ワーママが仕事終わりに夕飯を作りたくないと感じるのは 、意思決定疲労、マルチタスク、ホルモン、終わらない家事。
このようなたくさんの科学的理由が重なっています。
だからこそ、ママは夕飯作りをつらいと感じることを、自分のせいだと責めないでください。
あなたのせいではなく、当然の感情なのです。
家事・育児・仕事を一人でこなすママに限界が来ているというサインなのです。
夕飯作りがつらい時に本当に必要なことは、自分を責めることではなく、自分の負担を軽くする仕組み。
そして、ぜひその仕組みに、宅食という選択肢を入れてみてください。
きっと、あわただしい夕方にママの笑顔と家族の笑顔が戻ってきますよ!






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