
お昼ごはん、また考えなきゃ…

給食って本当にありがたかったな…
平日の昼。
学校に行かない子どもが家にいて、仕事や家事の合間に考えなければいけない「お昼ごはん」。
朝ごはんを食べたばかりなのに、また準備。
食欲がある日とない日の差が激しい。
栄養も気になるけれど、作る気力が出ない。
不登校の子どもの昼ごはん問題は、ただの食事準備ではありません。
ママの心にも、時間にも、お金にも、じわじわ負担がかかります。
わが家には3人の子どもがいます。
数年前、当時小3だった次女が夏休み明けに不登校になり、さらに数か月後には小5だった長女も学校に行けなくなりました。
それまで給食に助けられていた昼ごはんが、突然なくなった生活。
まさに毎日が夏休み。
しかも、終わりが決まっていない夏休みでした。
この記事では、不登校の子どもを支えながら昼ごはんに悩み続けていた私が、少しずつ気持ちと負担を軽くできた方法をお話しします。
不登校の子どもの昼ごはんは、なぜこんなにつらいのか

「ちゃんと食べさせなきゃ」というプレッシャー
🩷 当時の私の心の声
・学校に行けないのは仕方ない。
・でも、ご飯だけはちゃんとしてあげなきゃ。
・栄養不足になったらどうしよう。
・ちゃんとできない私はダメな母親なのかな…。
学校に行っていない分、せめて食事だけは整えなきゃ。
栄養バランスを考えれば、きっと元気になってくれるはず。
そう思えば思うほど、昼ごはんが重荷になりました。
でも、ママの「ちゃんと食べさせなきゃ」という気持ちは、子どもにとってもプレッシャーになることがあります。
不登校初期の子どもは、心のエネルギーがかなり減っていることも多いです。
今まで普通にできていたことができなくなったり、食欲が落ちたり、偏食が強くなったりすることもありました。
食べる・食べないが読めない

昨日は食べたのに、今日はダメなの?
昨日は食べたのに、今日は無理。
作った瞬間に「いらない」。
頑張って準備しても、起きてこない。
一生懸命作ったご飯を食べてもらえないと、悲しいし、イライラもします。
私も何度もありました。
「せっかく作ったのに」
「少しくらい食べてよ」
そんな嫌味を言ってしまい、あとから自分を責める。
ご飯を作るほど心が削られていくような感覚でした。
昼ごはん=不登校の子どもと向き合う時間になる
本来なら学校に行っているはずの昼間。
その時間に子どもが家にいると、どうしても現実を突きつけられるような気持ちになります。
「今日も行けなかった」
「この生活はいつまで続くんだろう」
「給食だけでも行ってくれたらな」
昼ごはんを通して、子どもの状態が見えてしまう。
だからこそ、ママの心もしんどくなるのだと思います。
私が限界だったある日のこと

「お昼、なに食べる?」
不登校の子にそう聞こうとするだけで、胸がぎゅっとなる日がありました。
作る気力も、考える余裕もない。
キッチンに立ったまま、ふと思いました。
💭あの日、頭の中でぐるぐるしていたこと
・今日も学校に行けなかった
・また昼ごはんを考えないといけない
・食べなかったらどうしよう
・ちゃんと支えられているのかな
・もう疲れた…
「ああ、子どもの顔、見たくないな」
このとき、本当に自分の限界を感じました。
子どもが嫌いなわけじゃない。
大切だからこそ、心配で、頑張りすぎて、疲れ切っていたんです。
これを毎日続けるのは、もう無理だと思いました。
わが家が試した不登校中のお昼ごはん4パターン

わが家では、娘たちが不登校だった時期に、いろいろな昼ごはんの形を試しました。
大きく分けると、次の4つです。
母が用意する

いらない

せっかく作ったのに…
不登校初期は、私が昼ごはんを用意することが多かったです。
ただ、手作りにこだわるほど苦しくなりました。
子どもは「残さず食べなきゃ」と感じる。
私は食べ残されると傷つく。
お互いにしんどくなることもありました。
だからこの時期は、栄養バランスよりも「食べられるもの」を優先。
冷凍うどん、パン、レトルトカレー、おにぎり、カップスープなど、簡単なものにもたくさん助けられました。
一緒に用意する
少し元気が戻ってきた頃は、散歩がてら一緒に買いに行ったり、簡単な料理を一緒に作ったりもしました。
自分で選べるので、子どもにとっても気分転換になります。
ただし、これはママに時間と心の余裕がある日だけ。
毎日やろうとすると、また負担になります。
子どもが用意する
さらに元気が出てきた頃には、子どもに昼ごはんを任せる日もありました。
冷凍食品をレンチンする。
レトルトを温める。
簡単な料理を作る。
料理後のキッチンは大変なこともありましたが、それでも「自分でできた」という経験にはなったと思います。
今でも私が体調不良のときに、ご飯を作ってくれることがあります。
当時の経験は、少しは役に立っているのかもしれません。
それぞれ自由にする
子どもがある程度落ち着いてきたら、「今日は自分で適当に食べてね」と伝える日も増えました。
買いに行ってもいい。
家にあるものを食べてもいい。
食べる時間も自由。
一見、冷たいように見えるかもしれません。
でも、わが家ではこの方法が意外とラクでした。
子どももプレッシャーが少なく、私も昼ごはんに振り回されない。
お互いにちょうどいい距離感を作れた気がします。
不登校の昼ごはんで、私がやめたこと
毎日手作りすること
昼まで頑張りすぎると、夕方には完全にエネルギー切れになります。
だから私は、
「昼は軽くていい」
「作らない日があっていい」
「栄養は1食ではなく、数日単位で考えればいい」
そう考えるようにしました。
食べさせなきゃとコントロールすること
食べるかどうかは、子どもに任せる。
ママはただ「用意する人」でいい。
「食べたくなったら、食べるだろう」
そのくらいの軽い気持ちで、自分ではコントロールできないことを少しずつ手放しました。
昼ごはん問題をラクにしてくれたのは宅食でした
💡今だから思うこと
不登校はいつ終わるか分かりません。
だからこそ、
毎日の昼ごはんに100点を目指さないこと。
ママが少しでもラクになる方法を選ぶこと。
それが結果的に親子関係を守ることにつながりました。
私は最初、宅食は夕飯に使うものだと思っていました。
でも実際に使ってみると、不登校の子どもの昼ごはんとの相性がとても良かったんです。
宅食が助けになった理由は、
「ちゃんと作らなきゃ」を手放せたことが、一番大きかったです。
- 温めるだけで出せる
- 食べる量を調整しやすい
- 味が安定している
- 栄養バランスを考えやすい
- 子どもが食べなくても冷凍なら保存できる
- ママが感情を乗せずに出せる
という点でした。
手作りだと、どうしても「せっかく作ったのに」という気持ちが出てしまいます。
でも宅食なら、食べなくてもまた別の日に回せる。
ママの時間や労力を大きく使っていない分、気持ちもラクでした。
不登校家庭で宅食を使うときの工夫
昼ごはん用として使う
宅食は夕飯だけでなく、昼ごはん用としても使えます。
「昼は宅食でOK」と決めておくと、昼前の憂うつがかなり減ります。
お昼に食べなければ夕飯に回すこともできるので、ママが一番しんどい時間帯に使うのがおすすめです。
子どもに選ばせすぎない
不登校初期は、選ぶこと自体が負担になる子もいます。
「何食べる?」と聞かれるだけでしんどいこともあります。
最初はママがいくつか用意して、
「これあるけど、どう?」
「無理ならあとで食べてもいいよ」
くらいがちょうどよかったです。
毎日使わなくてもいい
宅食は毎日使わなくても大丈夫です。
ママが疲れている日。
仕事の日。
子どもの調子が読めない日。
夕方まで体力を残したい日。
そんな日にだけ使うだけでも、かなり助けになります。
私が宅食を使って変わったこと

今日は宅食があるから大丈夫
宅食を使うようになって、昼前の憂うつが減りました。
「お昼、どうしよう」
「また食べなかったらどうしよう」
という不安が少し軽くなったんです。
その分、子どもに優しく声をかけられる日が増えました。
昼ごはんが“問題”ではなくなっていくと、家の空気も少し変わります。
食事がラクになると、親子の関係もラクになる。
私はそれを実感しました。
【まとめ】不登校の昼ごはんで、ママが壊れないために
不登校の子どもの昼ごはんは、ただの食事準備ではありません。
ママの心を守る仕組みが必要です。
手作りにこだわらなくていい。
毎日栄養満点じゃなくていい。
食べない日があっても、ママのせいじゃない。
不登校の時期に大切なのは、完璧な昼ごはんよりも、親子が少しでも安心して過ごせることだと思います。
宅食は、頑張らないための選択肢です。
もし今、昼ごはんがつらくて苦しいなら、それはあなたが弱いからではありません。
一人で抱えなくて大丈夫です。
不登校の子どもにとって、一番の栄養はママの笑顔。
ママが笑顔でいられる方法を選ぶことは、手抜きではなく、親子を守るための大切な工夫です。


コメント